昔、バイト先で知り合った友人がいた
そいつは一応、大学は出ていたのでが、とんでもないアホだった
大学を出てるのに、あんなアホはみた事がないぐらいのアホだった
どれだけのアホだったかというと
ある時、そいつから電話がかかってきた
そいつ（以下アホ）「金貸してくれ、３万円、ダメなら１万円でいい」
私「なんに使うんだ？」
アホ「半年ぐらい前に使った出会い系サイトから連絡があって
　　　利用料が３万円発生してる、分割でもいいから払ってって電話あった」
私「アホか！？それは振り込め詐欺だ！！！」
アホ「色々、聞いたけどホンマらしいわ」
私「嘘に決まってるやろ！！なに詐欺師に騙されてるねん？」
アホ「いやホンマとしか思えへん」

というくだらないやり取りがあって、そのアホを消費者センターにいかせた
そして後日
私「詐欺だって事がわかっただろ？金は払うな！！」
アホ「ホンマやったらどうするねん！金かしてくれ！！」
私「嘘や！！嘘やって言ってるやろ！！」
アホ「そういう所ってヤクザが多いって聞いてるし」
私「？？ヤクザなんか怖がってるのか？
　　そんなの払ったら一生払い続ける事になるぞ」
という信じられないほどのアホな会話をして

次にそいつを近くの警察署に連れて行って受付で警察官に
私「こいつ、アホでアホで、振り込め詐欺に引っ掛てるねん
　　半年も前の出会い系サイトの金払えって言われてるねん
　　明らかに振り込め詐欺なのに、金払おうとしてるけど、嘘やって
　　教えてやって」
で、受付の警察官と、そのアホが会話してた
警察官「……………………………………」
アホ「…………………………………」
しばらくして会話が終わったらしい
私「で、嘘ってわかっただろ、だから払うな」

しかし！！　　

このアホは想像も絶するアホだった

消費者センター、警察署にも行かせたにも関わらず、

まだ金を振込もうとしている

もう呆れ返った
こんなアホ、救う価値も意味もない
こいつは、どうやっても騙される側の人間だ

最後、
アホ「金を振り込むから、ちょっと近くのコンビニまできてくれ」
私「お前、金を振り込むつもりか？詐欺ってわかってるのに」
アホ「……………」
私「お前が、どうしても金を振込みたいのなら、それを止める方法はない
　　好きにしろ」
アホ「振込みたいわけないやろ」

このアホ、なにがなんでも振込もうとしてたくせに、金は振込みたくないって
なに今更言ってるの？
まったく、言動が一致していないアホでした

結局、金は振込みませんでした

そして振り込め詐欺から逃れた事を、このアホが理解するには
しばらくかかりました

しかも、このアホはお礼もいわないどころか、
私に、なんか要求してきます（アホな要求なのでここでは書きません）
しかも命令形で要求してきます
アホ「～～～～～～やってくれや！！」とか
あまりにも自己中でアホで、こいつと付き合ってても、いい事がないので

当然のごとく、縁を切りました

まあ、どこかで誰かに騙されてる事でしょう…

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